知識があれば、行動は変わる
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突然体調が悪くなったりする時、医者と医者でない人の対応は全然違う。
医者でない人の場合、初めて体験する症状が一体どういう状況なのか、まるで分からないので、慌てふためくと言うことが起る。
命に何の別状もないような症状でも、命に関わるんじゃないかと思いこんだり、逆に命に関わるようなモノであっても、問題ないと考えて後々で大事になったりする。
しかし医者の場合、初めての症状が出ても、慌てふためかないだろう。
というのも自分の症状を客観的に捉え、それが命に関わるかどうか、緊急性も大まかに分かるし、何をすればいいのかも分かるからだ。
この差はいったいなんなのか?それは自分に起ったことを客観的に見ることが出来て、それに対する知識や対処法を知っているかどうかってだけだ。
つまりあがり症や赤面症の場合も同じで、自分のあがっている度合いを数値化したり、言葉にして表現してみることによって現状を把握すればよい。
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自分のアガリ具合に点数をつけて客観視する
医者が初めて体験する症状に慌てふためかないように、あがっている自分を客観視し、どうすればよいかどうすることにするか、あらかじめ決めておけば、それだけでも態度は変わってくる。
要するに、自分の心に余裕ができるわけだね。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」なんて言うが、敵がどういうものであるか知らなければ、余計な事ばかり考えてしまって、どうしようもなくなる。
なので、極度に緊張したりあがったりする人でも、とにかくそれを怖れないことが大事だろう。
緊張してあがっても、死ぬ人なんかいないだろうし。
そして緊張したりあがるというのは、「失敗するかも」という恐れを抱えているからで、「失敗したらしゃーない」「失敗したら次で挽回すればいいや」とあきらめてしまえば、それ以上の緊張状態にはならない。
自分の緊張状態を0から100に数値化してみれば、だんだん緊張の度合いや、あがっている度合いがわかってくる。
もちろん最初は、あがっている最中にそんなことは考えられないから、あとで点数をつけて数値化してみればいい。
昨日のは90くらいだったかな、今日のは80だったかな。
そんな風に、自分の緊張の度合いを数値にしてメモしていけば、客観視するということもだんだんできるようになってくハズ。
以前、テレビ番組で、恐怖症の直し方として、怖さの度合いを点数化しとにかく5分間だけがマンするという方法を紹介していたが、そうして数値化することによって、自分をメタ認知できるようになるわけだ。