5分間ガマンできれば、落ち着く
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あがっている最中は、慌てふためいているような状況だから、なかなか自分を客観視することは難しい。
しかし実は、あがり方にも度合いがあって、浅いあがり方や深いあがり方がある。
あがり方を数値化してみることによって、あがり方にも色々あるんだなあと言うことが分かるはずだ。
そしてあがっている最中に、それを数値化できるようになったら、今度は5分だけがマンしてみて、そこで数値がどうなるか考えてみる。
これは「試してガッテン」で紹介していた恐怖症対策の方法だが、人間というのは5分だけガマンしていると、たいていのことに慣れるモノらしい。
そう言えば、京大卒芸人のロザン宇治原さんも、勉強する気が起きない時、とにかく5分間だけ頑張ってみる、というような勉強法をテレビで紹介していたね。
5分間やっても調子が出なければ、もう無理だからあきらめるんだとか。
5分というのは、嫌なことをしている時には、とてつもなく長い時間だが、5分ガマンできれば、あとは急に負荷を感じなくなるって事らしい。
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駅の改札で、大勢の人の前に立ってみる
人前であがらない練習の一つとして、話し方の本に載っていた方法を一つ紹介する。
たしか江川ひろしさんの本に載っていたように思う。
それは駅の改札で、改札を出てくる人の真正面に立つという方法だ。
駅の改札付近で、誰かを待っている体(てい)で立ち、降りてくる人に正対してしっかり立ち続ける。
できれば大勢の人が一度に降りてくるような駅が良いが、別に駅の改札でなくても、大勢が行き来するような場所ならイイ。
大きめの交差点でも大勢の人が通るので、反対側に立ってみたりすればいいわけだ。
これによって、大勢の人の前に立つ経験を積む。
大勢の人の前に立つという経験を積めば、そう言う状況になっても似たような状況を経験しているわけだから、脳が勝手にそう言うモードに入ってくれる。
正対して立つだけでなく、自分の方に向かってくる人々がどんな表情で、どういう風に歩いてくるか、観察する。
心の中で誰かに声を掛けてみたり、あるいはそのときの自分の状況や緊張の度合いを表現してみる。
それが難しければ、人物写真などを使って、人と正対する練習をしてみる。
このサイトでは、人物の真っ正面から見た画像をたくさん使っているが、この画像をまっすぐ5分間見て練習してもらえれば良い。