
肝の据わったヤツは、声がどっしりしている。
逆に気の小さいヤツは、声が軽いしうわずる。
もちろん肝の据わったヤツでも
ビックリした時は高い声を出すし
気の小さいヤツでも、腹を決めたら声は落ち着く。
どっしりと落ち着いた声で話されると、
聞く人の心を安定させ、勇気づける働きを持つ。
逆に甲高い声で早口なら、聞く人の心をかき乱し、イライラさせる。
こういうことは経験で多くの人が知っているわけで、
だから
できるヤツはこの二つの声を上手く使い分ける。
様々な声のバリエーションで、言葉以上の影響を相手に与える。
そしてそのためのトレーニングも欠かせない。
たとえば演劇部の部員は、発声練習を欠かさないはずだ。
というのも声というのは役者の道具であり、磨く必要があるからだ。
それというのも声の使い分けが演劇には必要であり、
また客席の隅々まで、自分の声を届ける必要があるからだろう。
声というのは常にトレーニングしておかないと、
うまく出なくなってしまうものらしい。
プロは基本練習を絶対に欠かさないというが、
それはつまり商売道具を常に最良の状態に保つためで、
料理人が毎日包丁を研ぐようなものなんだろうね。