
ゴトー式口説きの赤本などの著書がある
作家・後藤芳徳さんによると、
人間というのは他人と話すとき、
自分の心のコップを表向けたり
ウラ向けたりして話しているという。
心を開く、心を閉じる、と言うような明確なものではなくて、
表向きになったりウラ向きになったり、時々刻々と変化する。
なので表向きの時とウラ向きの時とでは、
話す内容を変えないといけない。
たとえよく知っている相手であっても、
心のコップがウラ向きになっているときは、
それに適した話し方でないと、ダメって事だ。
話をしているから、会話が成り立っているから、
相手の心のコップが表向きになっているわけではない
…とゴトーさんは書いている。
たとえ女の子と数分以上、話していても、
それは単に社会儀礼的なものであったり、
仕事上で必要だから仕方なくしている会話だったりする。
心の中では「うっとうしいな」と思って話しているだけで、
それは「心のコップが表向きになった状態ではない」のだという。
心のコップが表向きになっているときというのは、
基本的に向こうからドンドン自分のことを尋ねてくるので、
女性の方から色んな話題で話しかけてくれないときは、
心のコップはウラ向きのままだと言うことだ。
そんな状態で、自分の言いたいことをベラベラしゃべるのは、
ウラ向いたコップに水を注ぎ込むようなもので、
全く相手の心には届かない。
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