
緊張したりあがったりするのをゆるめるには、深呼吸がいいという。
あるいは呼吸を整えると、緊張やあがりが取り除けるとか。
しかし私の体験から言うと、
これってそんなに効果がないような気がする。
あがっている時と言うのは、何をやってもダメだ。
あがっている時と言うのは、さらにどんどんあがって、
自分が何をやっているのかよく分からなくなってしまう。
そうして冷や汗などを山ほどかいたあと、
ようやく冷静になると言うのがいつものパターンだ。
つまり緊張したりあがっている最中に、
呼吸を整えてそれを止めると言うことは至難の業で、
あんまり役に立たないような気がする。
というのも、緊張している時に呼吸を操作するというのは、
さらに緊張を高めてしまうことが多いからだ。
呼吸というのは、生命の維持に関わることだから、
運動している最中に操作するのは非常に危険である。
武術なんかでも呼吸法は重視されているが、
戦っている最中は、そう言うことは忘れろと言う教えが多い。
理由は簡単で、呼吸を操作すると動きが制限されてしまい、
かわせる攻撃もかわせず、致命傷を喰らう危険性が高くなるからだ。
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